アフリカ飛脚旅!③食事編

マツィアラ村のオアウエーさんの家でごちそうになった昼食。奥が主食のパリチ(トウモロコシの粉を練ったもの)。手前左がマディーラ(発酵させた牛乳)右が砂糖。これらを一緒にしてかき混ぜて食べる。マツィアラは水が無いので水分は牛乳で確保する。
マツィアラ村のオアウエーさんの家でごちそうになった昼食。奥が主食のパリチ(トウモロコシの粉を練ったもの)。手前左がマディーラ(発酵させた牛乳)右が砂糖。これらを一緒にしてかき混ぜて食べる。マツィアラは水が無いので水分は牛乳で確保する。

食は大事ですねー。日本からもカロリーメイト等の常備食をけっこう持っていったのですが、ほとんど子供たちにあげてしまいました(笑) その代わりに食事をごちそうになったりしました。

ボツワナの主食は「パリチ」とよばれる、トウモロコシの粉を練って蒸したものです。他にマベーレ(雑穀の粉を練って蒸したもの)とか、ライスとか、ダンプリング(小麦粉を練ったおまんじゅう)とかパンを食べました。

 

パリチはいま思い出すと、最初に食べたときは苦くて「まずっ」って思った記憶があります。でも最後のほうはライスがあっても積極的にパリチを選んでいたので、慣れたんでしょうね。東京に帰ってきて友達にパリチを食べさせたら「まずっ」って言われて、「なんでこんな美味しいものが食えないんだ!!!」と思わず怒りました(笑)

おかずはとにかく肉、肉、肉、特に牛肉です。ひたすらひたすら牛肉を食べます。牛肉は安くて美味しいです。あと鶏肉はごちそうで、とある街でモールのフードコートに行くと、5軒中が3軒がフライドチキンの店、っていう、どんな熾烈な競争だよ、っていう有様でした。

 

野菜と果物は少ないです。「モロホ」という固いホウレンソウのような野菜を炒めたものを付け合わせに良く食べます。あとは手に入ってもトマト、りんごくらいです。地方のスーパーにキャベツとかピーマンとか置いてあったのですが、これは売り物なのか、、、とおもう程しおれてて悲しくなりました。


食べ物には困らなかったのですが、苦労したのは水です。この国は雨が降らないので水が貴重です。通貨単位がPULA(プラ)というのですが、このプラ、というのは「雨」って意味なんです。雨が通貨になるなんてカルチャーショックでした。


田舎に行くと水がありません。よくアフリカの田舎のイメージで、毎朝何キロも離れた川まで水を汲みに行って、頭の上にバケツを載せて歩いてくる、というイメージがありますが、ボツワナではその光景は見られません。川がないのです。(正確に言うと川はあるのですが一年の大半は枯れていて、12月~3月の雨季の時期だけ水が流れます。)

 

お酒も飲みます。もっぱらビールです。ちょっとした村でもバーがあって、明るいうちからビールを飲みながら音楽をかけて踊ります。ビールは瓶から直で飲みます。コップで飲んだほうが美味しいのになあ、とつくづく思いましたが、郷に従いました。あとは、"Shake Shake"という地酒があります。これはトウモロコシの発酵酒で、日本のどぶろくのような味でした。

 

さらに、田舎に行くと家庭でお酒を作っています。"Rasta Wine"、"Traditional Beer"など怪しくも美味しいお酒を飲めますので、ボツワナに行ったらぜひトライしてみてください。

 

喫茶の文化も違います。アフリカ、というとコーヒーってイメージがあるかもしれませんが、コーヒーは採れないし、飲みません。大きな町に行くと外国人向けの高級なカフェがあるくらいで、市民は飲みません。紅茶は飲みますが、朝晩に家で飲むもので、町では飲みません。じゃあ、ちょっとお茶でもしようよ、という時どこに行くかというと、やっぱりバーに行って、ビールです。ビールを飲まなければ、炭酸飲料(コカコーラ)です。ボツワナの人たちは本当に炭酸が好きで、糖分取り過ぎではと心配になります。そういう僕も、やはりボツワナの乾燥した空気の中飲む炭酸飲料はとっても美味しくて、2日に1本くらい飲んでました。

写真その1

写真その2

写真その3

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飛脚の加藤

加藤貴之 かとうたかゆき 1983年10月1日生
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これまで青森、山形、富山、鳥取、ペルー、マケドニア、イラン、などなど様々な地域を歩いて旅し、、その魅力を紹介するイベントを開催し、好評を博してきました。

 

もっともっと地域を歩き、世の中の毛細血管になりたい!そんな思いで、30歳になる今年10月1日に飛脚として独立することになりました。

 

尊敬する人物は松尾芭蕉、伊能忠敬、円空。

 

芭蕉さんの言うように<旅を住処に>しながら、世の中へのお役立ちができれば、と思っています。

 

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