夢その1:日当たりのよい畳の部屋にあお向けになって1日中ぼーーーっとしている

畳のにおいがする。畳が日光を受けてじわーっとにおいを上げている。畳を舐めると草の味がする。陽のあたっている畳はあったかいけど、陰っている所に行くとひんやりしている。畳の上でごろごろごろと身体を転がして、陰っているところと日なたを往復したりして変化を楽しんだりしている。村はひっそりしている。隣の部屋からラジオの音が聞こえる。AMラジオの曇った音で、すごく遠くて何を言っているのか分からない。外を眺めれば青空が見える。山を登ってくる車が一台見える。白い軽トラ。荷台にビールの黄色いコンテナをいくつも積んでいる。軽トラはやがて家の前を過ぎて行ってしまう。部屋の隅に古い文庫本が置いてある。カバーが取れてクリーム色の表紙がむき出しになっている。何の本だろう。ふーーっっつ、っと息を吹きかけるとページがパラパラとめくれた。

 

左足側面のでっぱった骨を、畳の凹凸に沿ってなぞってみる。ことんことんというリズムが気持ちいい。足は畳の縁に行きつく。縁は平らだった。ここからは足を奥に伸ばして、縁沿いに進んでみる。ちくちくっとするのは、縁に刺繍がしているからだ。緑色の生地に金の刺繍がしてある。刺繍がほころんでいる箇所がある。そこを摘まんで引っ張ってみると、驚くことにするするすると糸はきれいに抜けていく。夢中になってどんんどんどんどん手繰り寄せていく。糸を一畳分抜き切ると、その糸は龍になった。龍は部屋の空間いっぱいに体を丸めて浮かんだ。僕は龍に食われた。ご飯よー、という母の声がしたが、僕は返事ができなかった。

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はじめまして!

平成の時代に飛脚が復活!

飛脚の加藤はお届けものを「歩いて」運びながら、お客様の「想い」を宣伝します。

想いと感動を届けたい!そんなときに飛脚の加藤をぜひご利用ください。

運びながら宣伝します!

毎日ブログにその日の写真やエピソードを公開します。また、歩いている途中に現地でチラシを配ったり、お祝いのメッセージを集めたりします。そして、受け手の感動を名倍にも増幅させます!飛脚は運送屋であるとともに、歩く宣伝マンとして活動します。

ご利用例

  • 結婚式の祝電に!
  • 地域物産展の広告塔に!
  • 歴史ドラマの宣伝に!

料金は1歩1円(税込)です!

飛脚の1歩は96cm(2013年8月現在)なので、1kmあたり1,042円です。
1日40km歩くとすると、東京― 京都間の492kmを、13日、512,500円(諸経費込)でお届けします。 

いますぐご利用ください!

、、、と言いたいところですが、ちょっと「アフリカ」に行ってきます!
10月1日から30日までアフリカ・ボツワナに行ってきます。
11月11日から稼働できますので、お待ちください。

11月10日にはイベント「ボツワナイト!」も開催します。
※ アフリカへのお届けものも募集中です!
アフリカ飛脚旅の詳細へ!

飛脚の加藤

加藤貴之 かとうたかゆき 1983年10月1日生
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<1歩1円>の徒歩オンリー宅配便を2013年10月1日から開始します。お届けするのは<あなたの想い>です。

 

これまで青森、山形、富山、鳥取、ペルー、マケドニア、イラン、などなど様々な地域を歩いて旅し、、その魅力を紹介するイベントを開催し、好評を博してきました。

 

もっともっと地域を歩き、世の中の毛細血管になりたい!そんな思いで、30歳になる今年10月1日に飛脚として独立することになりました。

 

尊敬する人物は松尾芭蕉、伊能忠敬、円空。

 

芭蕉さんの言うように<旅を住処に>しながら、世の中へのお役立ちができれば、と思っています。

 

今後とも<飛脚の加藤>をよろしくお願いします。

 

ご依頼・お問合せはメールもしくはお問合せフォームからどしどしお待ちしております!

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仲間を募集しています!

2018年の10月には飛脚が5000人くらいになって、日本と世界のすみずみに感動が日々流通している状態を目指しています。

 
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